病院の紹介

院長挨拶

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    院長 佐藤 正夫

そろそろ桜のツボミが膨らみ始めるころになり、2025年度(令和7年度)が始まろうとしています。

2024年度には、地域医療連携推進法人美濃国地域医療リンケージが発足しました。隣接した医療圏を超えた、岐阜医療圏、中濃医療圏、西濃医療圏にある3つの病院が連携することで、それぞれに抱えている課題を解決することを目的としています。具体的には笠松町の松波総合病院、美濃市の美濃市立病院、海津市医師会病院が力を合わせて課題に取り組み、病院はもちろん、職員、患者、地域の方々と密接に連携していくことを目的としています。

この30年、我が国において出生率の低下、高齢者人口比率の増加、国民所得の増加が困難、等々、将来に向けてあまり良い話は出てきません。当院においても医師、看護師をはじめとする医療従事者の不足は喫緊の課題でありますが、この点は全国的に他の地域でも同様の問題であり、すぐに解決できる問題ではありません。

2025年4月から、先ほどの美濃国地域医療リンケージの関係で松波総合病院から内科医師が1名、当院に配属される予定です。これで、従来の常勤医4名体制(内科医3名、整形外科医1名)での診療になります。救急医療、外来診療、入院診療、健康診断等、多岐に亘る医療業務を円滑に、設立当時の理念である「地域住民の健康の保持増進」という目標を達成できますよう、努力していきます。海津市医師会や海津市、さらに近隣の医療機関と連携をさらに密に取り合い、地域医療を支えていく所存であります。皆様方の、ちょっとしたご意見を、私を含めた医療スタッフ、事務スタッフに投げかけていただければ幸いです。

2025年3月13日更新

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